世界遺産に指定された大学都市
マドリードから30km、車でも電車でも30分足らずのアルカラ・デ・エナーレスに、パラドールがオープン。17世紀に建てられた旧サント・トマス学校兼修道院をモダンに改装したパラドールです。修道院の回廊に沿ってレストラン、カフェテリア、朝食用の食堂、サロン、バー、そしてスパが作られており、伝統的なものを残しつつ前衛的な雰囲気が漂っています。屋外プールや124台収容の大きな駐車場が完備。12あるサロンスペースは様々なイベント・会議に利用できます。マドリッド観光の拠点として、又のんびりと疲れを癒すのにも良し、ビジネスのお客様にも快適にお過ごしいただけます。
また、そのお向かいに元々あったレストランのみのパラドールも引き続き営業しています。このレストランは16世紀に創立されたアルカラ・デ・エナーレス大学の構内、当時のサン・ヘロニモ寮を改装した建物で、カスティージャ風の重厚なインテリアの中にも気軽に食事を楽しめる雰囲気が漂っています。レストラン入口の横手からは、回廊に囲まれ、緑の芝と中央の井戸、2本の糸杉が彩る美しいパティオに出られます。
大学都市として栄えたアルカラ・デ・エナーレスは、旧市街と大学が世界遺産に指定されています。マドリードから少し足をのばして、午後のひととき、ゆったりと食事をとり、旧市街と大学構内の散策を楽しんではいかがですか?