14世紀のアラブの雰囲気漂う個性的なパラドール
セビーリャから30kmの高台にある町、カルモナは、フェニキア、カルタゴ、ローマ、西ゴート、アラブ、ユダヤ、キリスト教徒と数々の民族が支配し、軍事上の要所としてきました。14世紀には、ペドロ残酷王もしくは庶民からは正義の王と呼ばれたペドロ1世の居城が建設され、数世紀の間、放置され、また2度の地震によって大きなダメージを受けたこの城を19世紀末に再建、復元したものがパラドールとなっています。
美しい庭園やプール、パティオ、ムデハル様式の噴水に彩られ、アラブの雰囲気漂う個性的なパラドールです。 クラシックな内装が施された客室はゆったりと広く、明るいバルコニーを備え、1年中予約が絶えない、人気の高いパラドールのひとつです。