17世紀の修道院と伯爵邸
2003年7月下旬、ルーゴから南へ約60km、モンフォルテ・デ・レモスにオープンした88軒目のパラドールです。街の高台に建つサン・ビセンテ・ド・ピノ建造物群の一画、修道院と伯爵邸がパラドールになっています。
修道院は、17世紀に建造されたネオクラシック様式のベネディクト会修道院で、細やかに装飾された石造りの回廊が残っています。 石が敷き詰められた中庭は溝が掘られ、中央に向かって緩やかに傾斜した造りで、かつてはここから地下へと雨水を集めて利用していました。伯爵邸は16世紀に建てられ、火災で損傷後、18世紀に改修されましたが、当主の紋地の付いたエントランスは当時の姿を残しています。
また、レストランやカフェ、サウナ、ジャグジー、屋外プール、インターネットアクセス、コンベンションルームやバンケットルームなど設備も充実しています。