Parador de   ANTEQUERA
アンテケラ

アンダルシアの白い街アンテケラの町外れ、マリア・クリスティーナ公園に隣接してパラドールが建っています。赤茶の屋根瓦に白い壁がまぶしいアンダルシア特有の建築様式で建てられたリゾートタイプのパラドールです。アンテケラの名前はあまり知られていませんが、その歴史は古く、有史以前の遺跡も数多く残っています。15～16世紀には、グラナダ、セビリア、マラガを結ぶ交通の要所として数多くの宮殿、修道院、教会が建てられました。このパラドールも修道院跡に建てられたものです。
広々とした玄関ロビーを抜けると、メインサロンへ降りる階段があります。このパラドールは丘の斜面を利用して建てられており、エントランスは2階、庭などの敷地へは下へ降りることになります。吹き抜けの広々としたサロン、大きなガラス張りの窓、その先には芝生が敷き詰められた庭園、パラソルやビーチソファーが並ぶプールエリアと、まさにリゾート情緒たっぷりです。もちろん客室も広く、すべてにゆったりとリラックスできる空間を創り出しています。板張りの天井と床タイルを組み合わせて落ち着きあるレストランからは夕日が眺められます。 アンダルシアの主要都市から近いため、以前はビジネスで滞在する人の多いパラドールでしたが、最近は、グラナダやマラガ、セビリアなどへの観光拠点として利用されるお客様も増えています。