Parador de   LA GRANJA
ラ・グランハ

ラ・グランハ・デ・サン・イルデフォンソはマドリッドから北西に85キロ、セゴビアから 南東へ11キロ（バスで約15分）、グアダラマ山脈の麓に位置するかつての王室の避暑地です。 2007年6月にオープンしたこのパラドールは、王家の離宮を改装したもので2つの棟に分かれています。
ひとつは18世紀にカルロス3世が2人の幼い王子のために建てた「王子の家」。 3つある中庭を囲むようにして建っているバロック様式の建築遺産です。現在は客室の他、 レストラン、スパ（プール・リラクゼーションエリア・サウナなど）があります。
レストランでは、ラ・グランハ産のインゲン豆料理や有名な子豚の丸焼など、郷土料理を 存分にお楽しみいただけます。

もうひとつの棟は1764年に建てられ国王近衛隊の司令部として 使われていました。
「GUARDIA DE CORPS」と呼ばれるこちらの棟はモダンな設備を備えた コンベンションセンターとして生まれ変わり、国際会議やイベントにご利用いただけます。
また、パラドールから徒歩約3分のところにある王宮は「小ヴェルサイユ」と呼ばれ美しい 庭園で有名で見逃せません。