Parador de   Lleida
リェイダ

2004年2月、サンタンデールから南東へ約44kmの町、リンピアスに新たに89番目のパラドールがオープンしました。
このパラドールは19世紀アルフォンソ13世が夏の間、親政の拠点としていたエギリオール宮殿を改装したものです。宮殿はアルボス伯爵だったエギリオール家ドン・マヌエルが所有していたものでエミリオ・デ・ラ・トリエンテが建築に携わっています。
塔をイメージした造りの大きな四角い建物で、石切積みと繋ぎ目部分でコントラストをなす石造りの壁面や、とても大きなバルコニー、そしてモデルニスモ風で歴史的にも価値のある正門が特長です。パラドールは様々な種類の樹木で囲まれ、その中には世界遺産として登録されたものもあり、生態学的にもとても重要な地域に位置しています。パラドールはこの地方の典型的な建築様式を反映し、周囲の環境と完璧な調和をなしています。
さらに敷地内には広大な雑木林や庭があり、夏季にはプール、テニスやパドルテニスコートが利用できます。また、バンケットやパーティ、コンベンションルームなど設備も充実しています。